ボランティア香川とは
利用者もボランティアも同じ立場で、助け合い、
協力し合って作り上げていく会です。
利用者は
痴呆性老人、介護が必要な虚弱老人や障害児とその介護者、
および介護保険に対応できない老人達です。
生い立ち
この会は、平成8年4月香川地区内において、それぞれの方面で活動しているボランティア
と痴呆性老人を抱えている介護者、および障害児を抱えている介護者等が集まり、高齢社会に
向け香川地区に密着した「福祉ボランティア活動」を築き上げて行こうと話し合った結果、第
一歩がスタートしました。
活動内容は
毎月第3月曜日にミニ・デーサービスを実施して来ました。この日は、利用者の方々と一緒
に散歩、ゲーム、昼食作りを楽しみ、また公的なバスを借用し、野外活動(初詣、お花見、そ
ば作り体験他)も定期的に行っています。また、家事支援として、通院時の送迎と付き添い、
散歩や買い物の付き添い、話し相手、散髪等のお手伝いもしております。
さらに、阪神淡路大地震の教訓を生かし、震災、水害、火災、等の災害時を含め、日頃の家
庭への支援をしながら「みまもり」体制をとり、年一度の防災訓練等も行っています。会員の
増員、ボラ大卒業生5名の入会もあいまって活動は、次第に活発化して来ました。
活動場所は
平成10年10月市民集会で前市長から民間の空き家借用という選択肢の前に、鶴が台小学
校の空き教室活用の方が、検討に値すると発言があり、急遽行政、地区社協、および福祉団体
との話し合いを重ね、平成11年11月市内第一号の学校開放となり、鶴が台小学校多目的教室1、
2号がスタートし、「ふれあいの森」から拠点を移しミニ・デーサービスも本格的に出来るよ
うになりました。その多目的教室2号は、7月から耐震工事に入り、活動は6月までとなりま
した。
これからは
平成13年4月、湘南福祉センター『下宿屋さん』から香川1210番地の隣接の駐車場に
知的障害者のワンルーム型グループホームの新設のお話があり、その中にボランティア香川の
拠点を作ることを条件に建設が進められ、平成15年4月に念願の新活動拠点が完成しました。